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2024/11/27 (Wed) 12:38
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2009/10/31 (Sat) 02:18
多人数戦で重視することの一つとして、「立ち位置」が挙げられます。
片や一刻も早く危険を察知し、被害を最小限に抑える。
片や有利なポジションを先取りし、敵を圧する。
立ち位置によって試合がひっくり返るケースは数多に及びます。
経験豊富なランステ常連の試合では日常的に行われている光景で、
毎ターン変わる敵の立ち位置によって戦い方を変えることが、面白い試合を作り上げることになります。
これはどのタンクにも言えることです。


基本的に軟いタンクほど武器が強く、当然生存ターン数は少なくなるため、
1ターンの価値は非常に高いです。
それこそ立ち位置には十二分に気を配りたいところですが、
攻撃は最大の防御とも言えるわけで、隠れず自分の撃ちやすい角度でバンバン当てた方が良いこともあります。
そこは敵の戦い方にもよりますし、自分のプレイスタイルを貫いて一向に構わないと思います。
どれも一長一短ですので。

ここではやはりキャロについて立ち位置を考えていきます。相変わらずキャロ厨でスマン。
分かりやすい例を挙げます。


この距離でマルチと戦って安全といえるでしょうか。
まだ”危険”とは言いがたい距離ですね。




では、この距離はどうですか?
キャロにとってあまり好ましくない距離ですね。

このように、できるだけ早く危険を察知することで、
自身の次ターン以降、どのように動けば良いのかを明確にすることができます。
重要なのは、自分はこの場所にいて大丈夫なのかと常に疑問を持つことです。


また、自分が先行で今後狙われそうなときはテレポする時期の目安を測っておくと、
事前に飛ぶ準備ができて慌てずに済みます。
「このタンク相手なら数ターン飛ばなくても大丈夫」
「このタンク相手だとすぐ飛ばないとあとで飛べなくなる」
が分かるようになれば、逃げ時、攻め時が把握しやすくなります。
特に逃げテレポにおいては、とにかく安全地点へ飛ぶことが望ましいです。
各ステージにおける安全地点というのも、経験からおおよそ分かってくると思います。



丸太でいうとここです。
何故そこが安全で他が危険なのかが分かるようになると、
他のステージでそれを把握することはそう難しいことではないでしょう。
私は敵を安全域に行かせないようにする戦い方が好きなので、
敵が有利な場所に行かれると不味いときは、掘ってそれを阻止することがあります。
敵にテレポを使わせるのもまた、戦略のひとつです。

とにかく、判断基準としてまず初めに、
今、自分にとって一番されたら嫌なことを念頭に置きます。
続いて、そうされないためにはどうしたらいいかを考えます。
さらに、もしそうされたらどうするかも考えておきます。
その後、「敵側でされたら嫌なこと」、「敵が外したらこうする」、「味方の援護によって~」と、
対策や計画を練っていきます。
もしこのとき、何も考えていないまま攻撃を受け、その直後に自分のターンが回ってきたら、
20秒(ロシアポトでは15秒)内にあれこれ考えるのでは時間が足りなさすぎます。
同時に、敵に考えさせる時間を与えることにもなってしまいます。
私も、ぼーっとしていて自分が攻撃を受けたあとの対策を怠り、
慌ててテレポするも失敗に終わるなんてことがよくあります。
それほど、あらかじめ練られた考えと、その場しのぎの行動では差がでてくることが
理屈抜きに実体験として証明されています。
いや、私だけかもしれませんが・・。
何にせよ、冷静に対処できる点では事前長孝が最善であるというのが私なりの結論です。


立ち位置が試合をひっくり返す理由はまだあります。
1vs1で1ターン凌ぐのと、4vs4で1ターン凌ぐのでは意味が大きく違ってきます。
4vs4で1ターン凌ぐということは、極端にいえば味方3人はもう1ターン攻撃に専念できることになります。
3vs4になったときなどの人数差による形勢の傾きというものは、
基本的にターン数に比例して大きくなっていきます。
それを、立ち位置だけでもう1ターン凌ぐことができるなら
これほど手軽なものはありませんね。

例えばこのようなケースです。


コア2発で死んでしまいそうですね。
ついつい角度を取りたくて、前に出てしまいがちです。
でもよく考えてみてください。
地形があるからダメージを食らうのであって、
地形がなければコア以外のダメージはなくなるのです。
それを踏まえた上で、このように動いてみるとどうでしょうか。


これなら、よほど深いコアでない限り地形が崩れると同時に、落下して手前に壁をつくることができます。
この風と敵タンクからならダブルを食らうことはそう滅多にありません。
よって、もう1ターン凌ぐことができます。

まぁしかしこの画像だと周りの状況が分からず限定的なので、
必ずしもこのように動けば良いというわけではありません。
左側の離れた場所に敵がいたらこの行動は致命傷ですからね。
さらにこれが、槍やキャノンなどの掘れない攻撃を持っているタンクに対しての行動だったならば
無意味どころか、低角で当てやすいようにチャンスを与えてしまっています。
敵タンクに応じた立ち位置の改善は、意外と意識しないとなかなか習慣的になりません。
気をつけてください。

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無題
ごとう 2009/11/03(Tue)09:52:22 編集
とても参考になりますん。
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