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2008/06/28 (Sat) 14:24
風の性質がわかってきたところで、
いよいよ飛距離を求めてみましょう。

おさらいします。

  • 無風と右1目盛りの強さは同じ
     
  • 左風は右風より2目盛り分強い
これらを念頭におき、一番初めに書いたことを思い出します。

右風最大値でキャロットが右向きに90度MAXで撃つとき、
風は弾を2.27画面右に飛ばす強さをもっている


何度も書くにはあることに気づいてほしいからです。
・・・ここで2.27画面と35という関係に気づいたらしめたもの。
2.27を35で割ってしまいます。
これで何が求まるかというと・・・

風1目盛りごとの風の強さを求めることができます。

2.27÷35=0.0648・・・≒0.065

風1目盛りごとに約0.065の強さをもっているといえます。
この値が分かることにより、
他の目盛りのときでも簡単に飛距離を求めることができます。
が、実際には1目盛りごとの風の強さにはバラつきがあります。(1度間の距離は一定では無いと考える事もできます)
これは単純な計算が上手くいかない一つの要因です。

例えば右34目盛り。
2.27-0.065=2.205
右34目盛りを90度MAXで撃つと2.20画面飛ぶことが分かります。

他の風のときも35からそのときの目盛りを引いて、
その値に0.065をかけることで求めることができます。

例えば右15目盛り。
2.27-0.065×(35-15)=0.97画面 

ただ、これはあくまでも理論上の話であり、
実際に測ってみると風が弱くなるにつれ、
もしくは距離が近くなるにつれ、だんだんとずれてきます。
そして先ほど仰ったように、 風1目盛りごとの強さは一定では無い(1度間の距離は一定では無い)ので、
どコアを狙うだとかそういう域に入ると
これだけではそれは難しくなってきます。
ちなみに右15目盛りは0.96画面です。(GungHo仕様)

いずれにせよ、手軽にやるならこの式で十分です。
どうしてもズレかたが半端なくて気になるという人は、
実測して飛距離をメモしていく必要があります。
あとは満足のいく飛距離まで風MAX時の飛距離と角度をメモしていけば
簡易データの完成です。

またはこれらを元に無風からデータを取って、右1目盛り増えるごとに
0.065飛距離が増えてく、なんて考え方もできますね。
向かい風もまたちょっと法則が変わるんですが、
同じような求め方で算出できると思います。
私は面倒臭がりなのでそこまでやったことはありません。

飛距離をメモしていくうちにある異変に気づくと思います。
「角度を下げた(上げた)のに飛距離が変わらない」
その通り! MAX撃ちの特徴として、異角度同距離があることです。

例に挙げると、75度と74度なんかがそうです。
私のデータではお互いに1.72画面飛ぶと記録しています。
しかもそういったことが数度間あります。
85=84、80=79・・・おっと~これ以上は自分で見つけてください…!
角度が下がるにつれ、頻繁に異角度同距離がでてくるのが分かると思います。
ただ、いま話をしているのはキャロ=蛙=槍の事であり、
他のタンクでもそうなるとは限りません。
私はそこは調べてませんし、いまはもう調べる気も起きないので
追及されても答えられません。あしからず!

たぶん続きます。

(3)風の読み方>>

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